ルカによる福音書7章1〜10節
白井 幸子先生 (講壇奉仕、ルーテル学院大学臨床心理学
1.好きになれないと思う時には理由があります。
(1)S.フロイト「その人を見ると子どもの頃、好きになれ
(2)やり取りが交差しているか、隠されたやりとりをしてい
1)相補的なやり取りーー期待した自我状態から期待し
2)交差したやり取りーー期待した自我状態から期待し
交差してしまう。その時点でコミュニケーションは
(3)隠されたやり取りー言葉に表現された社会的メッセージ
れない、心理的メッセージが非言語的に飛び交い、隠された心理的
が相手行動に駆り立てる。
(4)絞首台の交流
(5)メーラビアンという言語学者によるとコミュニケーシ
言語―7%、準言語―38%、身体言語―55%
2.人格適応論
「6つの親の養育スタイル」があり、「6つの人格適応タイプ
(1)創造的夢想家(スキゾイド型)――親があてにならなか
(2)魅力ある操作者(反社会型)――親が子どもと権力闘争
(3)一貫性欠如(パラノイド)――同じことをしても親の気
り、拒否的であったりする。
(4)おどけた反抗者(受動攻撃型)――支配的で子どもへの
(5)目的達成重視型(強迫観念型)――目的を達成しようと絶え
病気になるまで辞め
(6)熱狂的過剰反応者(演技型)――可愛いこと、人を喜ばすこ
3.気の合う適応タイプと気の合わない適応タイプがある。
強迫(男性)――受動攻撃型(女性)
パラノイド(男性)――演技型(女性)
反社会性(男性)――パラノイド(女性)
4.代表システムの違い
5.理解すれば受け入れられるようになります。人は自分を受け入
6.気持ちのよい人間関係とは
自分の欲するストロークをいつも人から得られ、人にもその人
7.キリスト教を信じるものは、人からストロークを得られなくと